「KURKI」とは

KURKIはフィンランド語で「鶴」の意味です。渡り鳥の鶴は、日本にもフィンランドにも見ら、親しまてれいます。

日本では、「鶴は千年、亀は万年」と言われる鶴は、長寿を代表する縁起の良い存在です。それに加えて、会社のロゴに描かれた折鶴は、千羽折れば夢が叶うと信じられていることから、世界各地で日本の印として知られています。色とりどりの折り鶴を重ねて通した紐が、広島の原爆ドームなどで海外からの観光客にも親しまれています。

フィンランドでは、鶴には油断のなさや義務感が連想される気高いイメージがあります。昔、姿勢を優雅に整えている鶴は、上の空を背中にかかえている王様だと信じられていました。鶴はフィンランドの民族叙事詩『カレワラ』にも表れます。話の中で南フィンランドのカレワの民は宝物の「サンポ」を北の国の魔女に奪われるのです。それを奪い戻しに北へやってきたの戦士たちは、サンポを奪え返しつつも、見張りをしている鶴の鳴き声によって発見され、北の国の戦士に追われて逃げなければなりません。

長寿で知られる日本の鶴。責任感と油断のなさを代表するフィンランドの鶴。そんな鶴は、末永い顧客関係、油断のない業務遂行といった理念につながるのですが、我が社としてはぜひそれらの理念に従事して行きたいと思い、日本の象徴でもある折鶴を会社のシンボルとさせていただきました。